【ジム接客英語】外国人対応でまず覚えたい30フレーズ|受付・見学・ビジター利用

外国人のお客様がジムの受付に来た。

目が合った。

頭の中に浮かんだ英語は――

「ハ、ハ、ハロー……」

分かります。英語を勉強したことがないと、普段なら説明できる料金やルールまで、急に全部分からなくなった気がします。

でも、ジムの接客で毎回まったく違う話をするわけではありません。受付、料金、見学、ロッカー、利用時間。必要な場面はだいたい決まっています。

なぜ今、ジムスタッフが英語を覚えるのか

ぼくが勤務するジムには不定期に海外からのビジター利用するお客さんが来ます。その際に英語での説明が迫られる場面ももちろんあります。

「なんか最近、海外からのお客さん増えた気がするな…」

それもそのはず。

2025年の訪日外客数は約4,268万人で、過去最多だったようです。大阪観光局の推計では、2026年1〜7月だけで大阪を訪れた外国人は約965万人。米国、豪州、カナダ、英国など、母国でジムを利用している人の割合が日本より高い市場からも、多くの人が大阪を訪れています。

一方、観光庁の調査では、訪日客の15.4%が「施設等のスタッフとのコミュニケーション」に困ったと回答しています。

まぁだからといって、スタッフ全員がペラペラになる必要はないと思います。

過去にフィリピン留学したりカナダ(バンクーバー)のカジノで接客業をしたことがあるので、その辺の経験も踏まえてジムでも使えそうな英語を紹介していきまっちょ💪

短い定型文を覚え、分からないときは聞き返し、必要なら翻訳アプリを使う。

まずはそれで十分だと思います。この記事では、英語をほとんど勉強したことがない人でも使いやすい30フレーズに絞りました。

読み方について
カタカナは発音の目安です。完璧な発音より、ゆっくり・はっきり・笑顔で伝えることを優先してください。

最初に覚えたい「命綱」の5フレーズ

30個を一気に覚えようとすると、脳みそが先に閉館します。まずは次の5つだけで大丈夫👍

  1. Hello! How can I help you?
    こんにちは。どうされましたか?
  2. Are you here for a day pass?
    ビジター利用ですか?
  3. Please fill out this form.
    こちらの用紙にご記入ください。
  4. Sorry, could you say that again?
    すみません、もう一度言っていただけますか?
  5. Let me check.
    確認します。

この5つが言えれば、少なくとも「無言で見つめ合う時間」は減ります。

受付・ビジター利用で使う英語

No. 日本語 英語 読み方の目安
1 こんにちは。どうされましたか? Hello! How can I help you? ハロー、ハウ キャナイ ヘルプ ユー?
2 ビジター利用ですか? Are you here for a day pass? アー ユー ヒア フォー ア デイ パス?
3 ビジター利用ができます We offer day passes. ウィー オファー デイ パシズ
4 1日利用は2,000円です A day pass is 2,000 yen. ア デイ パス イズ トゥー サウザンド イェン
5 午後10時まで利用できます You can use the gym until 10 p.m. ユー キャン ユーズ ザ ジム アンティル テン ピーエム
6 パスポートか身分証を見せてください Please show me your passport or ID. プリーズ ショウ ミー ユア パスポート オア アイディー
7 こちらの用紙にご記入ください Please fill out this form. プリーズ フィル アウト ディス フォーム
8 こちらを読み、同意の署名をお願いします Please read and sign this waiver. プリーズ リード アンド サイン ディス ウェイヴァー
9 ケガや持病はありますか? Do you have any injuries or medical conditions? ドゥ ユー ハヴ エニー インジャリーズ オア メディカル コンディションズ?
10 こちらでお支払いください Please pay here. プリーズ ペイ ヒア
11 クレジットカードが使えます We accept credit cards. ウィー アクセプト クレディット カーズ
12 お支払いは現金のみです We only accept cash. ウィー オンリー アクセプト キャッシュ
13 こちらがレシートです Here is your receipt. ヒア イズ ユア リスィート

受付での短い会話例

Guest: Hi. Do you offer day passes?
(こんにちは。ビジター利用はできますか?)

Staff: Yes. A day pass is 2,000 yen.
(はい。1日利用は2,000円です)

Staff: Please show me your passport and fill out this form.
(パスポートを見せて、こちらの用紙にご記入ください)

長く説明しなくても、これで受付は進みます。

見学・館内案内で使う英語

No. 日本語 英語 読み方の目安
14 館内をご案内します Let me show you around. レット ミー ショウ ユー アラウンド
15 ロッカールームはあちらです The locker room is over there. ザ ロッカー ルーム イズ オーヴァー ゼア
16 靴はこちらに置いてください Please leave your shoes here. プリーズ リーヴ ユア シューズ ヒア
17 室内用シューズを履いてください Please wear indoor shoes. プリーズ ウェア インドア シューズ
18 このロッカーをお使いください You can use this locker. ユー キャン ユーズ ディス ロッカー
19 タオルはご自身でご用意ください Please bring your own towel. プリーズ ブリング ユア オウン タオル
20 ジムは午後10時に閉まります The gym closes at 10 p.m. ザ ジム クロウジズ アット テン ピーエム
21 このマシンは現在使えません This machine is currently unavailable. ディス マシーン イズ カレントリー アンアヴェイラブル
22 マシンの使い方をご案内しましょうか? Would you like help with the machine? ウッジュー ライク ヘルプ ウィズ ザ マシーン?
23 いつでもスタッフにお尋ねください Please ask us anytime. プリーズ アスク アス エニタイム

over thereは「あちら」、hereは「ここ」。単語が出てこなくても、指をさしながら言えば十分伝わります。

聞き取れないとき・困ったときの英語

接客英語でいちばん大切なのは「全部聞き取ること」ではないです。

分からないまま適当に『Oh,yeah👍』と言わないことです。

(ぼくはこれで怒られたことがあります笑)

No. 日本語 英語 読み方の目安
24 すみません、もう一度お願いします Sorry, could you say that again? ソーリー、クッジュー セイ ザット アゲイン?
25 もう少しゆっくり話していただけますか? Could you speak more slowly, please? クッジュー スピーク モア スロウリー、プリーズ?
26 確認します Let me check. レット ミー チェック
27 翻訳アプリを使います I’ll use a translation app. アイル ユーズ ア トランスレーション アップ

この4つは逃げではありません。誤解を防ぐための立派な接客です。

体調確認・退館時に使う英語

No. 日本語 英語 読み方の目安
28 体調は大丈夫ですか? Are you feeling okay? アー ユー フィーリング オーケイ?
29 運動をやめて、座ってください Please stop exercising and sit down. プリーズ ストップ エクササイジング アンド シット ダウン
30 ご利用ありがとうございました。またお待ちしています Thank you for visiting. We hope to see you again. サンキュー フォー ヴィジティング。ウィー ホープ トゥー シー ユー アゲイン

やりがちな「伝わりにくい英語」

「Can you English?」とは言わない

「英語を話せますか?」は、Do you speak English?です。

ただし、外国人のお客様にいきなり聞くより、まずはHello! How can I help you?と話しかける方が自然。

聞こえなかったときに「What?」だけで返さない

What?だけだと、言い方によっては少し強く聞こえるらしいです。

そのかわりSorry, could you say that again?なら、丁寧に聞き返せます👍

文法より「数字・場所・ジェスチャー」

料金を紙に書く。閉館時間を時計で示す。ロッカーを指さす。英語だけで勝負しなくて大丈夫です。

30フレーズを現場で使えるようにする方法

  1. 最初の5フレーズだけ声に出す
  2. 受付に英語フレーズ表を置く
  3. 金額や営業時間を施設用に書き換える
  4. スタッフ同士で1分間の受付練習をする
  5. 答えられなかった質問を一つずつ追加する

英語の教科書を順番に覚えることも大切ですが、現場で使う英語を覚える方が、ずっと早く身につくと思います。

まとめ:まずは「完璧」より「コミュニケーション」

外国人対応と聞くと、流暢な英会話が必要に思えます。

でも実際の受付で必要なのは、決まった案内を短く伝える力。

まずは元気に、Hello! How can I help you?

そこからで大丈夫。ハローで力尽きていた昨日の自分より、もう一歩進んでいるはず…。

英語も頑張りまっちょ‼️💪


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この記事を書いた人

柳瀬康宏
NSCA-CSCS/NSCA-CPT、NASM-CES。フィットネス施設で働きながら、ボディビル競技とライター活動を続けています。カナダで約1年間暮らした経験はありますが、英語は今も勉強中。「英語の先生」ではなく、ジムの現場で本当に使いやすい表現を、トレーナー目線で分かりやすく紹介します。

筋トレ、競技、取材活動の様子はSNSでも発信しています。

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